「遺書 5人の若者が残した最期の言葉」 製作 verb
題名のとおり、5人の若者の遺書が掲載された本です。
彼らの遺書、自殺に至った経緯、遺族への取材、遺族から本人への手紙、
そして数年後に再び取材した遺族のことが、5人の若者別に収録されています。
読んでいて、何度も涙が出ました。
彼らが死を決意してしまうほどのできごと。
彼らの苦しみに気づけなかった遺族の苦悩。
まるで自分のことのように悲しくなってしまいました。
生きることが辛くなっているかた。
自殺を考えてるかた。
そして、何も考えずに生きてるかた。
この本を読んでみてください。
「あなたを必要としている人が必ずいる」
きっとそう気づかされるでしょう。
もちろんそれ以外の方にも読んでほしい本です。
幻冬舎文庫 2004年7月10日初版発行
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