「Good Luck」 アレックス・ロビラ,フェルナンド・トリアス・デ・ベス
「幸運をつかむにはどうしたらいいか」ということについて書かれた物語です。
といっても全く難しい話ではありません。
内容はまるで童話のようだし、ページ数も120ページほどで
文字数も少なく一晩で読みきれてしまうぐらいです。
ある王国の二人の騎士が、幸運をもたらすという魔法のクローバーを探しに
とてつもなく広い「魅惑の森」へ向かいます。
そこは良い土も、水も、光もなく魔法のクローバーが生えるような環境ではありませんでした。
そこで自分の運だけを信じ、何もせずただクローバーが生えるのを待つ青年と
良い環境を作るために走り回り、努力する青年。
そしてついに魔法のクローバーが生える日、この二人の騎士の運命は・・・。
何もしないであきらめてる人は、きっとこの本を読んで気づかされることでしょう。
「なぜ自分は幸せになれないのか」
そう思っている人、ぜひ読んでみてください。
ポプラ社 2004年6月22日第1刷発行
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