「世界の中心で、愛をさけぶ」   片山恭一 

映画やドラマで話題になった本なので読んだことのある人も多いかと思います。
高校生の少年と少女のせつない恋愛の物語。
恋人として幸せな時間を過ごしていた彼らですが
少女が白血病に侵されてしまい、彼と彼女は悩み、苦しみます。
そしてついに少女は永遠の眠りについてしまい、
少年はただ一人残されてしまいます。
その時彼がどのように考え、恋人の死を乗り越えていくか。
この物語は涙なくしては読めません。
小説ではドラマなどとは朔とアキの人物像が少し違います。
本で読むとまた色々と考えさせられることでしょう。
まだ高校生の彼らの精一杯の愛を、感じてください。

小学館  2001年4月20日初版発行

 

 

 「アルジャーノンに花束を」   ダニエル・キイス 

知的障害者のチャーリィが主人公のお話。
頭が良くなりたいチャーリィは、実験的な「頭が良くなる手術」を受けることに。
彼とともに白ねずみのアルジャーノンも同じ手術を受けます。
結果、チャーリィとアルジャーノンは天才的な知能を手に入れますが、
そのことにより、チャーリィはそれまでには知ることもなかった
人間の醜い部分などを知ってしまいます。
人を愛し、人を憎み、孤独を感じ、青年はたくさん苦しみます。
そんなとき、白ねずみのアルジャーノンの知能が急速に低下。
それを目の当たりにし、自分も同じ道を歩むことを悟らされたチャーリィは・・・。
このお話はチャーリィの目線で話が進んでいきます。
チャーリィの知能に合わせて、ひらがなだけで文章が書かれていたり、
難しい言葉がたくさん出てくるところがあったりします。
そのことで、より読んでいる者の気持ちを動かしていくのでしょう。
感動・不朽の名作です。

早川書房(ダニエル・キイス文庫)  1966年原著 1989年邦語訳初版 1999年10月改定初版発行

 

 

 

 

 

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